ふっくらレーズンがころころ入ったパンを作ってみた

THE 家庭料理。
不器用さんでも作れる
元調理師の愛情たっぷりごはん♪
映えは苦手です_( ˙꒳˙ )_

今回のパンはレーズンパンです。
レーズンパンはおやつパンなので、甘くてふんわりしたものを目指しました。以前作ったリッチパンのレシピをベースに、更に牛乳も加えて。

牛乳だけだと重たい食感になるので、牛乳の量はライ麦パンのレシピを参考にしました。

レーズンもちゃんとふっくらしていて、クラムは牛乳の風味でほんのり甘く、バターの油脂でふんわり柔らかくなりました。くるみパンもオレンジパンも、この生地でいけそうです。ちょっと次は卵無しでやってみようかな。
研究結果が増えていくと、その分いろいろ反映させて新たに試せるので、今が一番楽しい時期かもしれません。知識と経験が増えたその先には、また違う楽しみがあるんでしょうけどね。

レーズンは戻して粗混ぜ
レーズンを乾燥のまま混ぜると、レーズンが生地の水分を吸ってしまって、生地自体の水分量が減っちゃうそうです。
でも生地の水分量を調節するのは手間だからと言ってレーズンを柔らかく戻してしまうと、今度は生地に混ぜ込む過程でホームベーカリーの羽で潰れちゃうんですって。
つまり、がっつり混ぜすぎちゃうから潰れるんですよね。
という事は、軽く混ぜてもらえばいいって事なので、具材投入の後の混ぜ具合を粗混ぜに設定。レーズンはぬるま湯で5〜10分程軽く戻して、しっかり水気を拭き取ってから投入しました。
粗混ぜにするだけでふっくらレーズンのパンになりました。嬉しい。私はレーズン味のパンじゃなくてレーズンがころころ入ったパンが食べたいのです。ホームベーカリー優秀だわ。
ホームベーカリーに粗混ぜの設定が無い場合は、出来上がった生地を分割して丸める時に、戻したレーズンを包み込むとか、そんな方法になるのかな。包まれたレーズンはなんか違うんだよなぁ。
本日の配合 10個分
強力粉250g
薄力粉50g
砂糖30g
塩5g
バター30g
卵30g
白神こだま(ドライ)4.5g
予備発酵用のぬるま湯(30°C)15g
牛乳80g
水85g
※インスタントドライイーストを使う場合は牛乳はそのままで、予備発酵用のぬるま湯と仕込み水の総量を調整します。
イースト3g
予備発酵用のぬるま湯(40℃)30g
予備発酵用の砂糖2g(ひとつまみ)
水70g
