トンカツに千切りキャベツがついてくる理由

THE 家庭料理。
不器用さんでも作れる
元調理師の愛情たっぷりごはん♪
映えは苦手です_( ˙꒳˙ )_
本日の献立
- つみれ汁
- おでん
- トンカツ
- ゴーヤのめんつゆ漬け
- 小松菜のゴマ和え

本日は2日目のおでんと、メインはトンカツ。
トンカツが重たいので、お汁と小鉢はあっさりいただけるものを。
野菜が摂れるようにと考えて小鉢を準備してみましたが、結局なんだか野菜少ないですね。ゴマ和えに人参も混ぜれば良かったです。

トンカツのお供はお決まりの千切りキャベツです。
キャベツにはたくさんの栄養素が含まれていますが、その中でも揚げ物と合わせる時に効果が期待できる栄養素は、キャベジンです。
キャベジンは胃の粘膜を修復したり、胃酸の分泌を抑えたりするのですが、つまり、胃を優しく守ってくれて、胃もたれなどを予防してくれる存在なのです。
キャベジンは熱に弱く水に溶けやすい性質なので、生で食べるのが一番効率が良いようです。お店でも揚げ物にはほぼ必ずキャベツの千切りがついてきますが、それはこの為なのですね。納得の理由です。
食物繊維で血糖値の上昇を緩やかにしてくれるので、痩せ体質にも効果的な食材です。
ダイエットというよりは痩せやすい身体を作るっていうお話ですが、それと血糖値との関わりは以前の記事でどうぞ。


つみれ汁には大根と人参。業務スーパーのいわしつみれをおみそ汁に入れるのがお気に入りです。
ふわっとしてもちっとして、だしも優しい味わいで美味しいのです。

小松菜のゴマ和えには、練りゴマを使用しました。
すりゴマと練りゴマを調味料に混ぜ込んで、仕上げに炒りゴマを振って、トリプルのゴマ和え。濃厚でゴマの風味も立って、美味しかったです。
すりゴマは、いつも使う時に自分ですって使ってます。すでにすってあるものは便利ですが、香りが全然違うのです。百均で購入した手のひらサイズの小さいすり鉢を使うと、ささっとすれるし洗うのも楽だし、お手軽です。
ゴーヤはいつもは軽く茹でてからめんつゆに漬け込みますが、今回は敢えて生のまま漬け込みました。実家で採れたものもこれが最後だったので、苦味を味わいたかったのです。

おでんは2日目。少なめに作って2日で食べ切れる量を心がけました。
卵はいつもの如く味玉方式で、おでんの出汁を少し取って別で漬け込んでおいて、食べるときに少し温める程度で。色はほぼつきませんが、半熟が好きなので。
牛すじは下処理からやってみましたが、柔らかくて肉厚のドデカ牛すじが出来上がりました。大好評。
