手巻き寿司が半端に余った時はこれ。酢飯の保管方法も。

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半端に余らせてしまう事が多い手巻き寿司。
酢飯は巻く具材として準備した卵焼きやレタス、きゅうりなどの野菜を乗せて、マヨネーズをかけてサラダ寿司丼にリメイクします。
サラダ寿司はお弁当にもできます。お酢には殺菌効果があるので、お弁当には最適なのです。面倒でなければ、巻き寿司にしても良いですね。
お刺身はヅケにします。ヅケにしておけば少しですが日持ちしますし、漬け丼やお茶漬け、お酒のあてにもできちゃうので便利ですよ。
ちなみに、酢飯を冷蔵庫で保管したら食べられないくらいパッサパサになってしまったこと、ありませんか?
そんな時はレンジでチンです。
酢飯の保管と再利用
酢飯は空気に触れないようぴったりラップに包むか、濡れたペーパーをかぶせてからラップをして冷蔵庫で保管すると、いくらか乾燥が抑えられます。
使うときは一度レンジで温め直します。
お寿司屋さんで勤めていた祖母は、布巾を敷いた蒸し器で蒸していました。こうするとふっくら酢飯が蘇ります。
温めすぎると味が抜けるので注意です。味が抜けてしまったら、すし酢を足して調整してください。
温めすぎると味が抜ける、という事は、温めちゃえば酢の味が気にならないって事です。
無理にお寿司として消費しなくても、炒飯や雑炊にしてしまっても大丈夫です。
では酢飯と刺身のリメイク献立を。
本日の献立 その1
- ネギトロ丼
- 手巻き寿司
- しじみ汁
- 肉豆腐
- ゴーヤのみそ炒め
- もち巾着の煮物
- キャベツの和風マヨ和え

あまり物だらけの献立。
この日は夜に用事があって準備に時間がかけられなかったので、ふるさと納税でいただいたネギトロを使用して簡単に丼にしました。前日のパーティーで作りすぎて余らせちゃってた物がたくさんあったので、ちょうど良かったです。
まだ刺身も2日目なので、手巻きもちょこっと用意しました。

ネギトロ丼には温玉を乗っけるのが好きです。ネギトロふわ〜温玉とろ〜で最高に美味しいのです。わさび醤油をかけていただきます。
本日の献立 その2
- 豚汁
- 鶏の照り焼き 味玉
- 魚のヅケ
- 鶏ハムサラダ
- 長芋ときゅうりの梅肉和え

3日目のお刺身はそろそろアレなので、漬けにしました。
ヅケのタレは、醤油とみりんと砂糖だけです。ポイントは、みりんを煮切ること。
みりんのアルコール分が素材の味を邪魔するので、加熱してアルコールを飛ばしてあげるのです。これを「煮切る」と言います。
和え物などの加熱しない料理にみりんや酒を加える際は、煮切ることをおすすめします。
煮切るといっても、レンジでチンするだけなのでお手軽ですよ。
煮切りみりんの作り方
深めの容器にみりんを入れ、チンして沸騰させる。
大さじ2のみりんなら、600Wで40秒〜1分で充分。
10分くらいしか漬けてませんが、ちゃんと味が染みてて美味しくいただけました。


あとは、余ってた手巻き用の長芋ときゅうりで和え物を。
作った物たちを無駄にはさせません。手をかけすぎずうまくリメイクして、飽きのこない食卓を目指してます。