漬け込み時間1分でしみしみフレンチトースト

THE 家庭料理。
不器用さんでも作れる
元調理師の愛情たっぷりごはん♪
映えは苦手です_( ˙꒳˙ )_
ある日の朝昼兼用ごはん

早めから街に出て飲み歩こうの日。
軽めのごはんにしたかったので、シャクちゃんが買ってきてくれてたバゲットをフレンチトーストにしました。
奇跡のタイミングでお互いフレンチトーストが食べたかったのです。最高。
朝昼のごはんに時間と労力はあまり使いたくないので、レンチン裏技でささっと作りました。
フレンチトーストは卵1個(だいたい50g)に対して牛乳100ccで作ります。お砂糖は好みですが、今回は美味しそうなバゲットだったので少し控えめにしてみました。普段はがばっと入れて激甘にしてます。
ちなみに甘味は冷たいと弱く、温かいと強く感じるので、卵液を味見した際に甘いなと感じたら、焼き上がった時には激甘です。

しっかり混ぜ合わせた卵液とパンを袋に入れて、600Wのレンジで30秒チン。

袋をひっくり返して、もう一度600Wのレンジで30秒チン。

これだけで中まで卵液が染み込んでます。ほんのり温かい。
冷えた卵液は、牛乳の油脂分が固まった状態なので水分の移動がしにくく、パンに染みるのに時間を要するそうです。温めることで油脂が溶けて染み込みやすい状態になり、パンも、温めるとパン自体の水分が飛んで、卵液が染み込みやすくなる。
なので、レンチンしたら短い時間で中まで卵液が染み込む、というわけです。
全ての工程に理由があるので、こういった裏技のようなものも、理由をきちんと理解しておくと楽しいです。料理は化学とはよく言ったもので、理解度が深まるとまた別の料理にも応用できますし、私はこういうのを調べて知識を深めるのが大好きです。
栄養素だとこの物質があの物質に変わってどうのこうの、とかなってくるので、そこまでは覚えてらんないので、ざっくりですけどね。

もっと薄切りのパンだったら、レンチンの時間は短くても良さそうです。
フレンチトーストの焼き方も大切だったりするのですが、それはまたいつか。